こんばんは!
今夜は、幼児の「夜のオムツ外し」について書いてゆきます。
昼のオムツは外れたけど、夜はまだ...というお子さんをお持ちの方、多いのではないでしょうか?
うちの娘も3歳前から昼のオムツは必要なくなりましたが夜はまだまだ、です。
朝起きると、吸水量MAXでパンパンになった(笑)オムツを外して
お股まわりをシャワーで流す...という習慣になっていますが、最近は本当に寒くなってきて、この「朝のお股シャワー」が嫌なようです。
母としても、ただでさえ忙しい朝の時間にこの手間が省けたらどんなに楽なことか。。と思ってしまいます。
子供が急に頻尿になる(過去記事)という思いがけない出来事があり、夏場は夜のオムツ外しチャレンジができませんでした。
そこで、暖かくなり次第、夜のオムツ外しに挑むべく!
その手順などを調べたりしましたので、まとめました。
目次
夜のオムツ外しのタイミング
オムツはずしに向く子
☑昼間のオムツが外れていてお漏らしもほとんどしなくなった
☑夜のオムツが10日以上、濡れていない
☑夜に水分を摂らなくても寝られる
まだ向かない子
☑昼間のオムツが外れていない・時々お漏らしをする
☑夜に水分を摂らないと寝られない・夜中目覚めた時水分を摂って再び眠りにつく癖が付いている
年齢
夜のオムツ外れの年齢はさまざまで
2~3歳で昼も夜も同時にオムツが要らなくなる子もいれば
小学校に上がってもおねしょをする子もいるそうです。
ただし、機能が完成すると言われる10歳ごろ以降も頻繁におねしょをしてしまう場合は、
複合的原因のある夜尿症の可能性が高いとのことで、児童期のお子さんのおねしょで悩んでい
る方は医師に相談するのが良さそうです。
なぜおねしょをするのか
腎臓と膀胱の発達、そして抗利尿ホルモンの分泌が大きく関係しています。
抗利尿ホルモンとは
抗利尿ホルモンは、脳の下垂体後葉で分泌されます。
抗利尿ホルモン(血漿中に含まれるバゾプレシン:P-AVP)を日中と夜間で比較したものが左側の図です。
このホルモンは、日中は少なく、夜間睡眠中に多量に分泌されるという特徴があります。
右の図は、尿の量が日中と夜間とでどうなっているかをみたものです。
日中は抗利尿ホルモンが少ないために尿量が多くなり、夜間は抗利尿ホルモンが多くなるため尿量が少ないことを示しています。
ところが夜尿症の場合は、夜間にたくさん分泌されるはずの抗利尿ホルモンが少ないため、夜間の尿量がとても多くなってしまうのです。
夜尿症の原因の一つとして、この抗利尿ホルモンの夜間における分泌不足があるのです。
引用:onesyo.netさんより
夜のオムツ外しに大切なこと
「起こさない」「怒らない」「焦らない」
寝ている幼児を起こして夜中にトイレに連れていくことは、抗利尿ホルモンの分泌や腎臓・膀胱機能の発達に悪影響を及ぼす。
また、怒らないこと・焦らないことは、親自身にある程度の忍耐が必要だが幼児期のおねしょはあって当然というゆるい心構えでいた方が精神衛生上も良い。
水分の摂取時間、摂取量に少し注意する
夕飯をなるべく早い時間に済ませ、それ以降は水分を摂らないようにする。(欲しがるときは少しだけ与える)
寝る前にはトイレに行く習慣を
子供がしたくない、と言っても膀胱に残った尿を寝る前には全て出しておくと良い。
昼間のトイレを促さない
膀胱を大きくするためにもトイレは行きたくなったら自発的に行く、という習慣をつけるようにする。
冷えに対しても配慮
お風呂に使って体を温める。部屋や布団を少し温めておく。
オムツの使用
オムツをするとおねしょが長引く、と言うことは無いそう。子供が望む場合、おねしょが続く場合はオムツを活用しましょう。
おわりに
子供の発達度合いをよく観察し、難しいと感じる場合は焦らずに断念することが
本人にとっても、家族にとっても良いと言うことがわかりました!
心身が健康であれば、大人になってもオムツをしていると言うことは無いはず。
我が家でも、無理なく実践してゆこうと思います。
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