子供の急な頻尿の原因は心因性?幼児頻尿完治までの体験談!

小便小僧

 

もち子(♀まもなく4歳)は、2ヶ月前のとある日から頻繁にトイレに行きたがるようになりました。

きっかけは本当に些細なこと。

出掛ける前の、わたしの一言が原因でした。

 

私「しばらくトイレのない道を車で走らなあかんから、おうちを出る前にもう一回トイレ行っておこっか。」

(出掛けるのを楽しみにしていたもち子の表情が突然曇り、トイレへと走った。)

もち子「出なかった。」

私「オッケー!じゃあ行こう♪」

(娘の変化に気づかない私が車に乗ろうとした瞬間)

 もち子「おしっこしたい。もうでちゃう。」

(? 今トイレ行ったばかりだし、出なかったって言ってたけど…と思いつつ、急いで家に戻りトイレに行くと)

もち子「出なかった。」

(そして車に乗ると)

もち子「トイレ行きたくなっちゃうからお出かけするのやめたいの。」

(と、泣き出してしまった。)

私「そうか…でもお友達と遊ぶ約束してるからねぇ…今日だけおむつ履く?」

もち子「うん><」

 

 

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トイレトレーニングをあっさりと終えてから一年。

もう使うことはないね♪と思っていた紙おむつを引っ張り出して履かせたこの日から今日にいたるまでの二ヶ月、もち子の頻尿症(と言っても実際にトイレに行っても出ないことの方が多い)は治っていません。

毎日紙おむつを履いています。

(本人は「おむつふわふわしてて気持ちいい♪」と喜んでいる^^;)

【2017.8.31追記】お陰さまでもち子の頻尿、完治しました。このページの一番最後の項「まとめ」にて報告します。

 

ことが起こったこの日~翌日。
トイレの回数は10回/日どころでは済みません!

一度おしっこを意識してしまうと、トイレから出てはまた戻って便座に座るの繰り返し。
遊びや食事に夢中になっている間だけは間隔が空くこともありましたが、最長一時間といったところ。

他に熱や咳などの症状もなく、痛いところも痒いところもなく元気いっぱい。
私があの一言(いたって普通のトーンで、脅すように言ったつもりは無いのですが;)を発するまではおしっこトラブルなど微塵もなかったことからも、心因性であることはほぼ間違いないと思いました。
そうなると私の懸念は休み明けからの幼稚園生活。

これだけ頻繁にトイレに行っていると、活動に集中できない。

先生にも迷惑が掛かってしまう…

 

そして何らかの病気のサインである可能性もゼロではないため、今後どのようにするのが良いかを確認すべく、休み明けの朝一番にかかりつけの小児科医(開業医、いわゆるクリニック)に電話し「頻尿の症状があるのですが何科に行けば良いですか」と聞いたところ「まずは小児科へ」とのことだったので、そのまま予約を取り相談に行きました。

【2017.8.31追記】当初、おしっこのトラブルだから泌尿器科か?と悩みましたが、子供の身体のことは小児科医が熟知しているので、まずは小児科で診察を受けるのが良いようです。(診察結果を鑑みて医師が必要と判断すれば泌尿器科なり大きな病院なりを紹介してくれるので。)

 

医学用語では、心因性ではなく「神経性」頻尿と言うらしい。

医師から教えてもらったことはだいたい以下のようなことでした。

頻尿の原因

トイレとうさぎ

  1. 膀胱や尿道など泌尿器系の臓器に病気が存在して起こるもの
  2. 身体的には問題が無いもの(=神経的なもの)

 

聴診と触診をしてもらい、詳しい経緯を話しました。

もち子の場合は恐らく2.身体的な問題が無いものであろうということでしたが、念のため検査をすることに。

 

かかりつけ小児科(開業医)での検査、診断結果

医師とハート

症状を相談してそのまま、二つの検査をしました。

 

  1. 尿検査
  2. 尿の培養検査

 

これらの検査で赤血球や白血球、細菌などが認められる場合→「膀胱炎」

異常がみられない場合→精神的な要因が原因となって起こる「神経性頻尿」

と診断されるそうです。

 

もち子はこれらも「異常なし」という結果でした。

 

総合病院での検査、診断結果

大きな病院の待合室

更に詳しい検査をすべく公立の総合病院の小児科医の予約を取ってもらい、診察を受けました。

こちらでも検査は二つです。

  1. 尿検査(膀胱炎などによる白血球や血尿がないかを確認)
  2. 採血(炎症反応や腎機能等について検査)

 

 

これに加えてもち子は超音波検査もしてもらいました。(任意ということでしたが、お願いしました)
暗がりが苦手なので泣くかな?と思いましたがおなかにジェルを塗るのがくすっぐったいようで笑っていました^^;

 

1週間後、総合病院での検査結果を聞きに行きましたが、やはり身体的問題は見当たらないため神経性頻尿であるだろうとのことでした。

 

 

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家庭ではどうしたらいい?

親子

 

・排尿日誌をつける
子供の日常生活の把握や頻尿の理解にもつながり、病気を克服する自覚を促す意味でも有効。
・トイレを急かさず、叱らず、優しく見守る
過度の緊張は神経性頻尿の要因になる。

 

 

だそうです。

とにかく意識させない、無理強いをしないようにしています。

 

まとめ

笑顔の子供

子供のおしっこが頻繁になってしまった際、一番に親がすべきことは、かかりつけ小児科医に相談に行くこと。

そして可能であれば、子供の頻尿や尿漏れを専門としている医師の診察を受けること。
治療経験が豊富な医師ほど、対処法も治療方法も熟知していて子供にとってベストな解決策を見つけてくれるはず!

私が思うに、幼児期の神経性頻尿の場合は無理にパンツで過ごさせて余計にストレスを感じさせるのは逆効果と感じます。

その子によるとは思いますが、おむつに抵抗(赤ちゃんみたいで恥ずかしいとか)が無い場合は、本人がおむつがいいと言うのであれば履かせてあげるのが良いと私は思います。

かかりつけ医も同意してくれました。

「強制せず、心配せず、意識させず、放っておくのが一番」と。

 

むしろ本人よりもお父さん、お母さんの方がおむつに抵抗があるのではないでしょうか?

我が家もそうでした。

「せっかくおむつ外れたのに」

「他の子はパンツなのにうちの子だけ恥ずかしい」

わかります、わかりますよ!

でも、完治には早ければ1週間。ゆっくりだと1年以上かかる子もいるそうです。
私も正直なところ心配な気持ちはありますが、きっと何年か後には笑い話になっていると信じ、今はただ前向きに過ごしています!
神経性頻尿になってしまう位デリケートなお子さんであれば、お母さんの不安はすぐに感じ取ってしまいますよね。

お子さんのためにもご自身のためにも、今から楽観モードに切り替えましょう!

また、もち子の症状など変化があればアップデートしてゆきますね。
肩の力を抜いて、共になんとかやり過ごしましょう!^^

 

【2017.8.31追記】

報告が遅れてしまいましたが、お陰さまでもち子の頻尿は治りました!

症状があったのは2016.7末~10末だったので、大体3ヶ月間ですね。

 

行きたい時にトイレに行かせる。おむつを履きたいと言うならいくらでも履かせる。

とにかくストレスを感じさせないように、それから冷たいもの・水分を摂り過ぎないように。

上記のことのみ気を付けて接していました。

 

3ヶ月目に入ったあたりから徐々にトイレに行く回数が減り、外出中もおむつでおしっこをしなくなり、「もう履かなくていいね」と自分からパンツに履き替えていました。笑

 

まさかのおしっこトラブルから一年。

定義はありませんが私的にもち子の神経性頻尿は「完治」としたいです^^

この記事を読み返しながら「こんなこともあったなぁ」と、もう既に懐かしく感じてしまって…笑

一年前よりも心も身体も随分と逞しく育っている娘を一層頼もしく、愛おしく思いました。

 

悩んでここに来られたお父さん、お母さん。

お子さんの症状が改善することを祈っています。まずは医師に相談し、おうちでは温かく見守ってあげましょう!

 

 

参考になったサイト
おしっこトラブルどっとこむ http://www.pee-trouble.com/

 

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