20代30代もストレスで帯状疱疹に!初期症状は?何科を受診?

腹痛

帯状疱疹ってご存知ですか?

ブツブツが沢山出て、腫れて、痛かったり痒かったり…ということは私もなんとなく知っていました。

ところが、周りで帯状疱疹になっちゃったわ~と聞いたことがあるのは大抵親世代(50~60代)もしくはそれ以上の年齢の方ばかりだったもので、アラサー世代である自分自身がこの病気を発症するまでは帯状疱疹=ご年配の方がかかる病気なんだと、てっきり。

実は20代や30代でストレスが原因で帯状疱疹になる人も少なくないそうです!

しかも近年は患者が増えていて、なんと80歳までに3人に1人が発症するという、意外と身近で誰にでもかかりうる病気。

 

いざ帯状疱疹になってみると、皮膚(外側)の痛み痒みもあるけれど、それより何より神経(内側)がビキビキ痛むのがツライんです…!

皮膚?神経?一体何科を受診すればいいの??とお悩みの方へ。

自身が実際に帯状疱疹を発症したからこそ書ける情報を経験談スタイルでまとめますので、参考にしてくださいね。

 

 

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20代や30代が帯状疱疹になる原因はストレス?

ストレスを抱える人

 

一般的には

  1. 加齢
  2. 疲労やストレス
  3. ステロイド長期内服中
  4. 癌、HIV感染症がある

上記による免疫力低下が原因で帯状疱疹を発症すると言われています。

20代や30代の場合は圧倒的に2.過労やストレスが多いと医師から聞きました。

 

私の場合

ノートに記入

普段は大きなストレスを抱えていません。小さなもの~中ぐらいのものなら人並みにありますが。笑

しかし!

先日帯状疱疹を発症した時は、住んでいる地域が歴史的豪雪に見舞われている真っ最中でした。

車は雪で埋まってしまい、極寒の中必死の思いで雪掻きしても新しい雪が絶えず降り積もる。更なる降雪警報に物流や公共交通機関が止まるニュース…頼りにしたい夫は仕事場(少し離れた地域)から帰宅できない…

茨城での3.11の経験もありますし、こんな時のために備蓄してあるインスタント食品がある!もしガスや電気が止まってもしばらくは大丈夫!と自分だけなら思えるのですが、現在は幼い子供がいる母親。

幼稚園が休みになって大はしゃぎの娘と朝~夕まで家にひきこもり遊び通しの数日間を過ごしましたが、燃料や食糧調達の不安が常にあり、胸が押しつぶされそうでした。

おまけに予定通り生理も始まりました(こんな時ぐらい遅れてくれてもいいんだよ…)。

精神的にも体力的にもしんどい。そんな中での発症だったので、私の場合はストレスが原因の免疫低下によるものだと思います。

 

 

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帯状疱疹の初期症状は内側の痛み! 

腹痛

最初に皮膚の内側の痛み→数日後に発疹というパターンが多いそうで、私もその通りに症状が出ました。

ただ人によっては内側の痛みを全く感じないまま発疹した、という場合もあるそうです。

痛みがある場合でも、0(まったく痛くない)1(ちょっとチクチク、ぴりぴり)10(痛い痛い死ぬほど痛い)まで幅があるのだとか。

私はというと、3(ズキズキ)ぐらいから始まって、ピーク時は7(痛いとにかく痛い)ぐらいでした。

痛みの度合いを医師に伝えるとき、この0~10で伝えるとわかりやすいそうです。

 

また、微熱が出る人もいるらしいので検温していましたが私の場合は終始平熱でした。

以下、痛み初め→発疹→治療開始までの詳細を語ります。

 

痛み始めて1~2日目

人のイラスト

まずズキズキと痛みを感じたのは上記の部分。おへその右下あたりだったので、その位置的にまず最初に疑ったのは急性虫垂炎、つまり盲腸でした。

夫が盲腸の経験者だったので話を聞いてみると、立っていられない痛みに伴って発熱があり脂汗も出て悶え転がる程だったと言うので、波があって痛む時はめっちゃ痛いけど平熱だし、なんとか家事もできるし、食欲は相変わらず旺盛な自分の状態と比べてみるとそれとは違う気がしました。

次に便秘。普段は至って快通で恐らく便秘になったことがないのですが、この時は2~3日お通じが無かったので、その痛みなのか?便秘ってこんなに痛いものなの?!便秘の人って多いけど、こんな痛みでみんなよく仕事できるなぁ…などと思っていました。笑

痛み始めて3日目(発疹1日目)

患部であるおへその右下辺りに2つ、虫刺されのようなものを発見!

「真冬にダニ~?しかも毎日布団乾燥機かけてるのにおかしいな」と思いつつ、患部の痛みがさらに強くなってきていよいよ受診を覚悟。

痛み始めて4日目(発疹2日目)

休日が明けたので、夫が見つけてくれた良さそうな内科医院で診察してもらうことに。

診察、血液検査を経て医師もやはり盲腸や便秘には懐疑的なご様子。

痛む場所付近に湿疹が出ているので帯状疱疹の可能性もあるが、名前の通り「帯状」とまでいかないので断定できない。数日様子を見て、湿疹が広がるようなら皮膚科を紹介します、と言われ終了。私があまりに痛いことを訴えたためか、抗生物質を処方され帰宅。

痛み始めて5日目(発疹3日目)

お腹がビキビキ痛いのでゴロゴロ寝て過ごす。とにかく寝ていたいがために娘とのお医者さんごっこを提案、患者役を喜んで買って出る。最後は何故か私の腹の上で料理を始めるヤブ医者ぶりにも、もはやツッコミを入れる余裕すらないぐらい痛い

夜入浴の時にふと鏡をみると湿疹の数が増えている

人間の全身の図

こんな感じで右の腹からぐるっと腰あたりまで。帯状かと言われると、連なってるし確かに帯状なような。

肌着がちょっと擦れるだけで痛いし、つい勢い良くシャワーを当てると涙がジワリ。

 

帯状疱疹チェックリスト

チクチク、ピリピリ、または刺し込むような痛みがある

皮膚に虫刺されのような腫れ、痒みと痛みがある

✔ 痛みと湿疹が身体の片側だけ(右か左)に集中している

✔ 疲労やストレスを感じる

 

ネットで得た上記の情報と照らし合わせて、この症状はきっと帯状疱疹であるとど素人ながらも確信する。

痛み始めて6日目(発疹4日目)

木曜日。なんと皮膚科が軒並み休診(涙)

ネットでは「内科でも診てもらえる」という情報があったので前回の内科医院に行こうとするも、豪雪の影響で除雪が追いつかず幹線道路が大渋滞。渋滞情報マップをみてもやはり真っ赤になっていて到着に何時間掛かるかわからない(普段は10分の距離だけど)のでやむを得ず安全に徒歩で行くことのできる内科医院を探しました。

経緯を話し、患部を見せ湿疹の数が増えている旨を話すと「はい、恐らく帯状疱疹と思われますが、こちらでは薬が出せませんのですぐ皮膚科へ行ってください。」と総合病院の皮膚科へ紹介状を書いてくれた。

総合病院では皮膚科医が私の腹部を一目見るなり「帯状疱疹で間違いありません」と。やはり餅は餅屋、皮膚疾患は皮膚科医…!

処方薬を決めるための血液検査を経て、至って健康体であることを確認。健康な人用の服薬パターンで処方してもらいました。

この薬がね、べらぼうに高いんです…いえ、健康を取り戻すためには仕方ないんですけどね。。涙(詳細は別記事にて)

 

 

帯状疱疹の疑い。何科を受診すべき?

医師と看護師

今回診察を受けた総合病院の皮膚科医の話だと、持病があったり高齢だったりその人の健康状態によって薬の種類や量を決める必要があり、それには専門知識が必要とのこと。

帯状疱疹は合併症や後遺症も起こる可能性が大いにある病気なので帯状疱疹の専門である皮膚科医としては皮膚科の受診を勧めます、とのことでした。

 

また、私の場合は結果的に2人の内科医に診てもらいましたが、1人目の内科医は帯状疱疹の可能性を示唆しつつ、これ以上湿疹が増えれば皮膚科紹介と言っていましたし、2人目の内科医も帯状疱疹であると思うが薬が出せないという理由でやはり皮膚科紹介、という流れになりました。

ネットでは医師監修のサイトでも「内科でもOK」と書いてあるところが多かったのですが、実際のところは帯状疱疹の疑いがあり、近くに皮膚科があるのであればやはり皮膚科にかかるのが一番良いと言えるのではないでしょうか。(持病があるなど、まずはかかりつけ内科に相談するほうが良い場合もあります。)

発疹が無いうちは帯状疱疹と診断できない上、他の病気も考えられるため内科へ。

持病が無い人で、痛みに伴う発疹が出たならば迷わず皮膚科を!

 

長くなってしまったので、ひとまずここまでにします。

帯状疱疹の画像、完治までの期間、費用はどのぐらい掛かったのかなどの情報は別記事にて(ただいま作成中)。

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