美味しい♪うれしい♪
新米の季節がやってきました!
私の住む米どころ福井県では、8月21日に2017年度の「ハナエチゼン」新米が初出荷されましたよー。今ある古米を食べ終える頃、入手します。楽しみ。
さて、タイトルに「新常識!」とか若干鼻息を荒くして書いていながら、実にお恥ずかしい話ですが…
実は先日、我が家の米びつにカビのようなものが発生していることに気が付いたんです。
今まで非常識な保管をしていたのは他でもないこの私!笑
日本人にとってお米は命ですよね。
見つけた瞬間フリーズ→数秒後我に返る→すぐさまお米ちゃん達を綺麗な容器にお引っ越し、そしてお決まりの検索という名の旅へ。
「この米は食べて大丈夫なのか?」と言うこと。
それから「米びつのカビを防止するには、今後どこに保管すればいいのか」と言うこと。
調べてまとめました!
目次
米びつに発生したカビ
私の使っていたプラスティック製の米びつに発生したカビのようなものです。白いもやもやっとしたもの、見えますでしょうか?
なぜこんなところに…?と思ったのはほんの一瞬で、すぐさま思い当たる節が次々と浮かんできました。笑
- 精米したてのホカホカ状態のまま、蓋を閉めた
- 米びつを洗わずに新しい米を入れた
- 保管していた部屋の湿度は常時80%超え
- 保管していた場所が室温の高いキッチンの湿度の高いシンク下収納
- 家を数日間留守にしたためしばらく米びつを開けていなかった
これだけカビにとって好条件が揃っていれば、生えるなと言う方が無理がありますね!
私がもしカビだったとしたら、こんなに快適な環境を用意されれば「どうもありがとう♪」と言って喜んで住みつくでしょう。親族も呼び寄せるかもしれません。笑
カビの生えた米びつに入っていたお米は食べられるのか
米びつに残っていた2kg程のお米をくまなく確認しましたが、お米自体にはカビは発生していないように見え、いつもと変わらないお米の香りがしました。
とは言え、カビの胞子は目に見えないだけで実際は広範囲に広がっていると言いますよね。
「洗ったって何したって気持ち悪いわ!」と感じる方は、潔くごめんなさいする方が精神衛生上、良いでしょう。
私はというと、基本的に食べ物は目で見る→鼻でにおう→なんとも無ければOK!のスタンスです。(今のところ、自分の料理で家族に食あたりが起きたことは無い)
今回も目視、鼻センサー共に異常なし!の結果でしたから、いつも通りに研ぎいつも通りに美味しく食しました。笑
ただし明らかにお米自体にカビが生えていたり、異臭がする場合は、迷うことなく廃棄したほうが良いと思います。
※お米自体にカビが生えると、米自体がグレーや茶色になっていたり、胚芽部分にホワホワさんが付いてたりするそうです。
では、どのような環境でお米の保管をするのが望ましいのでしょうか?
お米を保管するのに最適な温度・湿度
【温度】
10~15℃ 直射日光の当たらない、暗いところ
【湿度】
55~75% これより低いとひび割れなど米質に悪影響
冬はなんとか条件に合う場所があるかも…だけど夏は難しいですね。
家の中という限られたスペースで、一体どこに置くのが良いのでしょうか?
お米にとってベストな保管場所は冷蔵庫
↑シンク下にお米を保管している人、多いですよね!
(ちなみに写真は我が家のシンク下ではありません。)
私も長年、何の疑問も抱かずにお米はシンク下収納に置いていました。米びつを入れられる場所なんて、そこしかないと思っていたんです。
でもよくよく考えてみれば、お米をシンク下に収納するのって絶対NGじゃないですか?
シンク下って何かちょっとイヤーなニオイがするしジメジメしてる。(今回米びつをカビさせるまで、気付いてないフリをしてましたけれども。^^;)
実は、湿気やニオイを吸いやすいというお米の性質を考えると、保管に最適な場所は冷蔵庫なのです!
「夏暑く・冬寒い」この国で、年間を通じてお米を保管するのに最適な温度・湿度を保つことができるのも、冷蔵庫しかないのです。
だけど冷蔵庫にはスペースが…と言いたくなりますよね。だけど…
スペースは作りましょう。
我が家のように米びつ(や、お米)がカビるよりましです。笑
米や米びつをカビさせないために今日からできることは
この記事の序盤で触れましたが、我が家のプラスティック製米びつにカビが生えたのは
- 精米したてのホカホカ状態のまま、蓋を閉めた
- 米びつを洗わずに新しいお米を入れた
- 保管していた部屋の湿度は常時80%超え
- 保管していた場所が室温の高いキッチンの湿度の高いシンク下収納
- 家を数日間留守にしたためしばらく米びつを開けていなかった
これらが原因と思われます。似たような条件で保管している方、気をつけてくださいね。
米や米びつをカビさせないために、今後気をつけるべきことは
- 精米してすぐに蓋をしない(湿気をこもらせない)
- 新しいお米を入れる前に毎回米びつを洗って乾燥させる(古いお米の欠片や糠を除去)
- 冷蔵庫で保管する(お米にとって一番良い環境に置いてやる)
です。
「米の保存=虫が寄らないアイテム(よく見る赤い唐辛子のやつとか)」がまず思い浮かびますが、虫に効果はあっても当然湿気に対しては何の効果もありません。
また、どんな保存容器がいいのかな~とか考えているうちに、お米は着々と劣化が進んでいます。
蓋を閉めることができるものなら何に入れてもいいので、精米したお米を3.冷蔵庫で保管する は今すぐやりましょう!(ただしニオイの強いものの近くは避けて)
次回は保存容器とお米の劣化について、詳しく書く予定です♪
正しい知識を持って、まもなく食卓にやってくるであろうピカピカの新米ちゃん達をカビや害虫から死守しましょう!!
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