ぬいぐるみを重曹で洗濯→大失敗!絶対にしてはいけない事とは?

無事乾燥終了

電池で動くおもちゃのぬいぐるみ(プリキュアのおしゃべりモフルン)を水を使わずに重曹だけで洗濯しようとして失敗、大変なことになったというお話です。

赤ちゃんや小さな子供が遊ぶぬいぐるみを、安全な方法で洗濯したいというのは、子供を持つ親、共通の願いですよね。

以前、電池式ではない普通のぬいぐるみをこの方法でキレイにした経験があるので、何ら問題はないはず…だったにも関わらず、重曹ビニール袋フリフリ洗濯を試みるも大失敗した筆者が、皆様には同じ轍を踏んでいただかないために絶対にやってはいけないことを謹んでお伝えします!

スポンサーリンク

重曹ビニール袋フリフリ洗濯とは?

ぬいぐるみと重曹とクエン酸

準備するもの
  • 食品グレードの重曹(粉末)、あればクエン酸(粉末)
  • ビニール袋
  • 養生テープ
  • 大さじor大き目スプーン

ぬいぐるみの電池部分

ぬいぐるみ電池部分

(1)電池式のおもちゃのぬいぐるみなどの場合、重曹が入り込んではいけない部分を養生テープ(なければマスキングテープ)で丁寧に覆う。これを怠ると故障の原因になります。

ぬいぐるみ 重曹洗濯

(2)ビニール袋にぬいぐるみを入れ、重曹を大さじ1くらい(適当でOK)を入れて袋の口を縛る。

ビニール袋でフリフリ

(3)縛った口をぎゅっと持って、重曹がまんべんなく行き渡るようひたすらフリフリする。

(4)少し置いてから、掃除機で吸い取る

ごわごわする部分がある場合

クエン酸の粉末少量をぬるま湯適量で溶かし、タオルを浸して絞り、ごわごわ部分をふきふきするとふわふわに!

———————————————-

以上が正しい「重曹を使ってぬいぐるみを洗濯する方法」なんです。

こうすれば良かったんです…

ここからは持ち前のズボラ根性が災いして、筆者がやってしまったイケナイ誤ちを恥ずかしながら暴露いたします。

ぬいぐるみを放置

モフルンを重曹まみれにした時点で娘の幼稚園のお迎え時間が迫っていたので、「吸い込みは明日でいっか~。少し時間を置いたほうがもっと綺麗になるかも♪」と洗面所(脱衣所)の棚の上に重曹がたっぷりとまぶされたぬいぐるみをおよそ一日、放置したのです。

すると、とんでもないことが起こりました。

スポンサーリンク

重曹で洗濯したぬいぐるみを長時間放置したら

ぬいぐるみ放置

参った!重曹が固まっちゃった!

ぬいぐるみの重曹が固まった

こちらがおよそ1日、放置していたぬいぐるみです。

サラサラだったはずの重曹が、ご覧の通り湿気で粒状に固まってしまっています。

ぬいぐるみを掃除機で吸う

吸引力がご自慢の掃除機で吸ってみるも、モフルンが軽々と吸い上げられるばかりで効果はありません。

重曹は湿気で固まりやすい性質

重曹

湿度が常に70~90%である我が家の洗面所(脱衣所)に約一日放置してたんですから、当然こうなりますよね…

重曹は湿気が苦手という基本的な性質を忘れていた筆者が完全に間抜けだったのです…

固まった重曹を溶かし、拭き取る

ふきとる

涙がジワる目頭を拭いていても、娘の大切なモフルンは元には戻らない。

腹を括ってお湯とガーゼを準備し、固まった重曹を溶かしながらぬいぐるみを拭き取るという手段に出ます。

拭き取り前

↑拭き取る前

拭き取り後

↑拭き取り後

30分くらい掛けて慎重に溶かし&拭き取り作業を行います。

大分マシにはなりますが、溶け切らずに残る部分もあちらこちらに。電池が内蔵されているため、水分が染み込みすぎるのを避けるためガーゼを使うのをやめてちまちまと指で除去したりと作業は難航。

どうにかして乾燥させる

プリキュアのおしゃべりモフルン

なんとか見た目は綺麗になりました。でも結構濡れてしまって、モフルンの内臓(電池関係)が心配です。そこでまずはドライヤー乾燥。

ぬいぐるみをドライヤーで乾燥

真冬なので無理がありますね。心なしかモフルンの笑顔も引き攣っているように見えます。

乾燥器でぬいぐるみ乾燥

毎晩冷たいお布団をあたためてくれている布団乾燥器で急速乾燥することに。

布団乾燥機とぬいぐるみ

温風にさらされること2時間半…

無事乾燥終了

モフルン生還!

一時は「もうだめだ…」と娘に土下座で謝る覚悟でしたが長時間、固まった重曹を溶かしひたすら拭き取りしっかり乾燥させることができたので、最悪の事態はなんとか避けることができました(疲弊)。

まとめ

赤ちゃんとぬいぐるみ

重曹でぬいぐるみを洗濯する際には、ぬいぐるみに重曹をまぶしたまま長時間放置してはいけないということがよ~くおわかり頂けたのでないでしょうか。

筆者は身にしみて痛感しました。

ただ、誤解して頂きたくないのは重曹でぬいぐるみを洗濯することが「危険」なわけではない!ということ。

実際に洗濯してみるとわかるのですが、ぬいぐるみに付着していた薄汚れや匂いも重曹に吸着されるのか、スッキリと落ちるんですよね。

ですので、長時間放置さえしなければ最適な洗濯方法だと言えそうです。

そもそも電池の埋め込まれたおもちゃのぬいぐるみであれば水洗いはできないし、クリーニング店にも断られるので、むしろこの方法で洗濯するしかないのですよね。

良いですね?ぬいぐるみに重曹をまぶしたら長時間放置せずしばらくだけ置いて、その後念入りに掃除機で吸うのですよ~!

正しく洗濯して、赤ちゃんやお子さんの大好きなぬいぐるみをいつも清潔に保ってあげたいですね。ドジな筆者の経験が、あなたのお役に立てたなら救われます♡

【重曹とクエン酸は食品グレードのものを使いましょう!】

我が家が料理にも愛用している重曹とクエン酸です。大容量でも安い!

キッチンもお風呂も床掃除もどこでもこれを使って掃除できるので、場所ごとに色んな洗剤を揃えなくていいし、何より食用なので子供が触れても舐めても大丈夫なので安心です。

こちらもあわせてどうぞ!

コメント

タイトルとURLをコピーしました