生理痛に悩む女性、多いですよね。
わたしも生理が始まると一、二日目は痛みが強く、鎮痛剤が欠かせませんでした。
生理期間中には
体を温める食べ物、飲み物を摂取すべし。
腹巻きやカイロなどでお腹~腰まわりを温めるべし。
このようなことは良く知られていますよね。
わたしも生理中に限らず、年中実践しています!
そしてやはりある程度の効果はあります。
特に食事には気を使っていて、体を冷やす作用のある砂糖の摂取を極力減らすべく
砂糖→甘麹に置き換えたり(単純に甘麹が美味しいから、というのもあるけれど)
体を冷やす野菜(主に夏野菜)を料理する時はできるだけ生姜も入れる、などといった工夫をしています。
そしてストレスケア。
20代の頃は仕事や人間関係にストレスを感じることが多かった。
そして暇さえあれば暴飲暴食。笑
忙しくて生理痛を軽くする方法を考える余力がなかったため、ストレスや荒れた食生活が原因とは気付く由もなく鎮痛剤頼みでなんとか乗り切っていた。
今はストレスを感じても、趣味に没頭したり
夫に子供を託して一人の時間を作ってもらったりすることでストレスを溜めこまないようになりました。
(なにより可愛いわが子の存在が癒し♪)
それでも生理が始まって1~2日目のにぶ~い生理痛だけはどうしても、わずかしか改善していなかったのです。
していなかったのですが。
「はぁ?こんなことで!?(゚Д゚)」
とびっくりするくらいいとも簡単に、そして実にあっさりと、長年付き合ってきた生理痛を緩和することができたのです。
ズバリ。
生理用紙ナプキンを替えました。
・・・
んなアホなー。
おねーちゃん、ナプキン替えるだけで生理痛軽くなったら警察要らんでー(*`ω´*)
と関西のおばちゃん調にツッコミが入りそう。笑
でも本当にナプキンを替えただけで、つらい生理痛が緩和されたのです。
完全に痛みがなくなったわけではないけれど、かなりマシになった。
以前が8なら今は2くらい。(暴飲暴食期は10ね。)(;´∀`)
どうやら近年のわたしの生理痛は、自分自身の体ではなく「体に合わないナプキン」が引き起こしていたようです。
一般的な生理用紙ナプキンの素材
ポリエチレン、ポリエステル、ポリプロピレン、高分子吸収体、人工合成香料などのケミカル素材。
これらは主に石油からでできているもの。
※高分子吸収材は、経血を吸収してゲル状に固める石油由来原材料。
ゲルの温度変化と共にデリケートゾーンを冷やす原因になると言われている。
一般的にドラッグストアで売っている生理用紙ナプキンの素材は上記のようなものです。
正しい名称ではないのですが便宜上、こちらを「ケミカルナプキン」と呼ばせて頂きます。
わたしが使っている生理用紙ナプキンの素材
肌に触れる部分はコットン100%の不織布。
一般の生理用ナプキンに使用される高分子吸収材を不使用。
過酸化水素による酸素漂白コットンを使用。
※過酸化水素の漂白後は、酸素と水に分解されるため人体や自然環境への影響がない。
吸収材には吸収力の高い綿状パルプを使用。
見た目はケミカルナプキンと変わりないのですが、表面がコットンのためふわふわしていて気持ちがいいです。布ナプキンの着け心地と似ている。
「ナチュラムーン」という商品名のナプキンです。
ちなみに価格はケミカルナプキンの1.5倍程度。
こちらも便宜上、「ノンケミカルナプキン」と呼ばせて頂きます。
これまで1~3日目はケミカルナプキン
それ以降は経血が少ないので布ナプキン
という使い方をしてきました。
布ナプキンは肌に当たる部分が温かくてふわふわ。
ムレがほとんどなく使い心地は最高に良いのですが、経血量が多いと漏れることもありました。
ですので初日~3日目までは、漏れにくくて気軽に取り替えられるケミカルナプキンを使っていました。
この1~3日目に使っていたケミカルナプキンを、ノンケミカルナプキンに替えただけで
生理痛が軽くなり、鎮痛剤を手放すことができたのです。
替えて初めての生理から生理痛が軽かったのですが、「今回はたまたまだろう」と思って様子をみることに。
その後生理を三度迎えましたが、一度も鎮痛剤に頼ることなく気分も体も快適に過ごせました。
さてここで、生理についておさらいです!
そもそも生理ってなぜ起こる?
子宮の内部には「子宮内膜」という赤ちゃんを育てる“ベッド”が作られます。妊娠しなかった場合には、はがされて血液と一緒に体の外に出されます。
この“ベッドメーキング” と “お掃除”は、だいたい28日周期で繰り返され、
“お掃除”の時が生理で、その際に感じる下腹部や腰などの痛みを「生理痛」と呼びます。生理痛の原因は?
1.プロスタグランジンの分泌量が多い
生理中は、子宮を収縮させ、はがれ落ちた子宮内膜を血液とともに「経血」として体の外に押し出す働きをする「プロスタグランジン」が分泌されます。
この分泌が多いと、子宮の収縮が過剰になって陣痛のような下腹部や腰の痛みの原因になります。
さらに、このプロスタグランジンの一種には痛みを強めるなどの作用があるので、頭痛や腰痛の原因にもなります。2.子宮の出口がせまい
若い女性や出産経験のない女性に多い原因です。
子宮の出口がせまいために、経血がスムーズに外に流れにくいことから痛みを感じます。
出産を経験すると、子宮の出口が広がるため、生理痛が軽くなる場合も。3.冷え
体が冷えると、血液の循環が悪くなり、プロスタグランジンが骨盤内に滞り、痛みが強くなります。
4.ストレス
ストレスはホルモンや自律神経のバランスを崩し、血行を悪くさせます。
さらに体温調節の機能なども低下させ、不快な症状を感じやすくさせるのです。
引用:エスエス製薬HP
なんか難しいの出てきた。
「プロスタグランジンの分泌」
これを減らすためには、
・魚の脂に含まれるEPAやDHA
・ナッツ類に含まれるリノール酸
・野菜(大葉・ほうれん草)や豆類(枝豆・きなこ)に含まれるマグネシウム
・まぐろ・さば・さんまなどの魚類に含まれるビタミンB6
が有効だそうです!積極的に摂取するようにしたいです。
子宮の出口を広げるのはなかなか大変そうですが(トレーニングとかあるのかな?)
冷えとストレスは冒頭で既述の通り、ある程度なんとかできます!
ツライ生理痛を改善するためです。そこはぜひ頑張りましょう♪
まとめ
生理痛の原因はさまざまです。ひとつではなく複数であることも。
ならば原因と思われることに対してひとつずつ対処するしか術はありません。
ナプキンに関しては、違いがわからずなんとなく使っていると言う方が多いと思います。わたしもそうでした。
わたしはケミカルが悪いとは思っていません。
初潮から20年もお世話になって、感謝しているぐらいです!
留学中や旅行中、海外のナプキンを使ってあまりの日本製の質の良さに感動を覚えたことは今でも忘れられないし。(そこからわたしのMade in japanフリークは始まった^^;)
ケミカルでもノンケミカルでも、布でもなんでも良いのです。
自分の感覚を信じて、実際に使ってみて心地良いと思えるナプキンを選びましょう!
わたしは実体験から、それだけで体は変わると感じました。
やはり、心と体は繋がっているのです。
もし「色々努力はしているのだけれど、なかなか改善しない・・・」とお悩みでしたら
今一度、使っているナプキンを見直してみるのも良いかもしれません。
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