こんばんは!
めっきり秋も深まり日に日に寒さが増してきましたね。
にも関わらずエアコンをまだつけたくない、やせ我慢型のちゃあ坊です。
前編【手術痕編】耳下のしこり。耳下腺腫瘍(良性、多形腺腫)の摘出手術をしました。は読んでいただけましたか?術後1.5~5年経過後の傷跡の写真を載せています。
今回は【後遺症編】です(^_^)
が、その前に!
この耳下腺腫瘍とわたしの腐れ縁ぶりをお見知り置きいただきましょう!
耳下腺腫瘍と私
1999年(14歳)「なんか腫れてる(´・_・)」発病を自覚。
ゆっくり大きくなり、これまたゆっくり痛みが増してくる。
しこりがピンポン玉くらいの大きさになると、いよいよ痛みも限界に。
2002年(17歳)初受診。
症例ないし綺麗に取れるか分かんないけどやってみます?的な若い耳鼻科医のかるーい発言に
セブンティーンヌのわたしと母
「おおおおおおおね、おね、おねがいします!!ガクブル(((;゚Д゚)))(((;゚Д゚)))ガクブル」
一番楽しいはずの高2の夏休みに摘出手術/一週間入院@国立福井病院
同室の患者さんがかなりの重病の様子で、夜中のうめき声に苦しめられる。
憧れていた先輩にキティちゃんのパジャマ姿を見られ、とにかく恥ずかしい思いをする。
退院後しばらくは手術したことも忘れ、青春の日々を謳歌。
数年経ったある日、実家の三面鏡で傷跡が目に入り
「ありゃ?また腫れてない?Σ(´□` )ハゥ」
大きさはピンポン玉小。押してみたり、ふいに当たると痛みを感じるようになり、寿退社(古い?今の人も使うのかな。笑)したのをきっかけに再手術を決意。
2011年(26歳)小児病棟にしか空きベッドがなく、ちいさな先輩方に温かく迎え
入れて頂きました。(あの時のみんな、もう中学生かぁ…)
病室の壁に貼りつく笑顔のメロンパンナちゃんに見守られながら、二回目の摘出手術/一週間入院@福井県済生会病院
半年後に一度見せに来てくださいねー。と言われるも、いざ半年経つ頃には妊娠初期で絶賛つわり祭り開催中。
病気のことはすでに追憶の彼方へ。
その後食事しているとやたら耳の裏が濡れることにようやく気づくも、幼子の世話に明け暮れ「病院遠いけどいつか受診したいなぁ( -_-)トオイメ」と思っているだけの日々←今ここ
今このブログを読んでいるあなたにワンポイントアドバイスを。
私のような意識低い系患者にはならないこと!ダメ、ゼッタイ(`・ω・´)キリッ
手術後、何かおかしいなと気になることがあったなら
半年後と言われていようが一年後と言われていようが、即座に診察予約を入れましょう。
5年でカルテが処分されてしまうと聞いたので私はもう手遅れです(涙)←完全に自己責任
さて、後遺症(合併症)にはどんなものがあるのでしょうか?
耳下腺腫瘍摘出手術による後遺症(合併症)
腫瘍の再発、顔面神経麻痺、Frey症候群などがあげられます。腫瘍の再発は切除方法や組織型によって異なります。部分切除術や浅葉切除術では核手術に比べ再発率は低いと れています。顔面神経麻痺の発生頻度は核手術や部分切除術などでは浅葉切除術に比べ低いとされています。顔面神経麻痺は多くは一過性のもので、術後経過中に多くは改善されます。Frey症候群とは手術後に耳下腺から唾液を作る指令を出す耳介側頭神経が再生の際に汗を作る汗腺に迷入したために、食事の際に耳前部が赤くなったり汗をかいたりする現象のことです。Frey症候群の発生頻度は切除方法によって異なりますが、核手術や部分切除術などでは浅葉切除術に比べ低いとされています。
引用:日本形成外科学会HP
なるほど。
1.腫瘍の再発
(発生頻度) 部分切除術や浅葉切除術<核手術
2.顔面神経麻痺
(発生頻度) 核手術や部分切除術<浅葉切除術
3.Frey(フライ)症候群
(発生頻度) 核手術や部分切除術<浅葉切除術
ということで合ってますね?
まさしく!
私の後遺症(合併症)の症状は
3.Frey(フライ)症候群
Frey症候群とは手術後に耳下腺から唾液を作る指令を出す耳介側頭神経が再生の際に汗を作る汗腺に迷入したために、食事の際に耳前部が赤くなったり汗をかいたりする現象のことです。
引用:日本形成外科学会HP
これです。
そして施して頂いたのは浅葉切除術だったと記憶しています。
顔面神経麻痺が残らなかっただけ、良しと思うことにしましょう。(;∇;)
左の写真。先ほどお昼ご飯に納豆アボカド丼を食べたときの私の手術痕です。笑
見えますでしょうか?
右の写真に比べて赤くなっていて、写真では見えづらいですがじわっと汗をかいています。
タラ~と垂れてくることもありますよ(^^;)
涼しい部屋での飲み会で、
友人に「え、ちょ!ちゃあ坊ったら汗かいてるよ!」とつっこまれることもしばしば…
楽しいおしゃべりの最中、暗い病気の話はそぐわない。
しかも後遺症が残ったというオチ付きで同情ムードになるのも本意ではないので、適当にごまかしております。笑
ちなみに、この後遺症はほっといても治りません。
治すためには再手術を行うしかないそうです。当時、手術前の説明で医師からそう聞きました。(医療の進歩は速いので、現在は薬の服用のみで治るとなっていれば良いのですが)
わたしの場合は髪で隠すことができ、汗の量も生活に支障をきたすほどではないと思っているので今のところは再手術をするつもりはありません。
汗の程度は人それぞれ。切った範囲や腫瘍の大きさにもよるそうなので
後遺症(合併症)に悩んでいる方は、まずは担当医師に相談に行くことをお勧めします。
読んで頂きありがとうございました!
あなたやあなたの大切な人のしこりが消え去り、楽しい毎日を送れますように。
まだお読みになってない?
↓では手術痕(1.5ヶ月の写真を載せています。よろしければどうぞ!
コメント
初めまして。もしかしてそれって唾液ろうではないですか?私もなりました。お体お大事になさってください!